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今年も再春館製薬所のサンクスイルミが11月21日から始まったので、23日の勤労感謝の日に行って来た。
(去年も23日に行ったよな~)

16時過ぎに家を出て、18時前に光の森で夕食を済ませ、いざ再春館ヒルトップへ…
道路はそんなに混雑していなかったが、会場前2kmほどから入場待ちの車の列が… それもなかなか進まず、やっと駐車場内に入っても7列を作っての順番待ち… 祭日とはいえまだ11月だし、去年はこんなには無かったけど…

結局1時間ほど待って、中には入れたのは20時過ぎだった。(ちなみに入場は20時半まで、イルミの消灯が21時…)

11月からこの混雑では、12月に入ったら土曜祭日は厳しいかも…(日曜日はお休みです)

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中のドライブコースは例年通りだけど、イルミの展示場所が去年までとはかなり変わっていた。
去年までシンデレラ城があったところに銀河鉄道が…(例によって写真は厳しいのでデジカメの動画からキャプチャしたものを貼ってます)

この混雑なのにみんなあちこちで車を停めて撮影している(みたい)なんで、コース上でもなかなか車が進まない…スタッフの「停まらないで進んでくださ~い」の声も効果はさほど無かった…
去年は徐行ながらもっと進んでたよな~

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去年までの天の川ゾーンにシンデレラ城が… 天の川のLEDを銀河鉄道とここに分けたのか、天の川としては去年までのほうが迫力があったなぁ…

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この3枚は記念撮影コーナーのもの。人気のくまモンや人魚姫もいました。

例年通り、12月になるとグランメッセ熊本集合になる日もあるので、見に行く方は早めのほうがスムーズに見れると思います。
混雑対策のナンバー規制も例年通りなので注意が必要です。
詳しくは第19回再春館サンクスイルミの公式サイトをご覧ください。
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2012.11.25 Sun l ドライブ情報 l コメント (0) トラックバック (0) l top
3日の文化の日、大牟田荒尾の近代化遺産の一斉公開が行われた。
各会場を無料のシャトルバスが回っているということだったので、当日学校に行っていた長女を除いた3人で行ってみた。
まずは万田坑の駐車場に車を置き、無料公開されていた万田坑構内に入った。
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以前構内に入ったときは壊れかかっていた「職場」が復元されていたので、ここを重点的に見て回った。
四山鉱では坑外修繕場と呼んでいたが、旋盤や、クレーンなど小規模ではあるが工具類なども展示されていた。

次は万田坑ステーション前からシャトルバスに乗って三池港に行った。
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一斉公開にあわせて三池港では「三池港浪漫フェスタ」が開催されており、ステージではいろんな催し物が行われ、沢山の露店も出ていた。私たちもこの露店の中で弁当を買って岸壁で潮風を背に昼食をとった。
左下の写真に写っている西鉄バスが大牟田市が用意した無料シャトルバス。4台をおおよそ20分間隔で運行していた。

次はいよいよこの日の目玉、三川坑の一般公開を見に行った。
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正門から中に入ると、右手の守衛小屋から三池各鉱の出炭量などが掲示されていた掲示板へと続く。
ここで大牟田市の職員の方が、三川坑の資料を配っていた。

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第一斜坑が埋め戻されているためか、事務所の前に斜坑の方に向かって献花台が置かれていた。
真ん中の写真は上段が事務所、採鉱調査などの建物、下段が昭和天皇行幸の際に造られた日本庭園と繰込場(鉱員が作業の指示を受けるところ)などがあった建物と思われる。
右は第二斜坑の巻揚機室付近とそこに放置された斜坑人車、荒れ放題の山の神。
第一斜坑と第二斜坑に挟まれて山の神があったが、第一斜坑は完全に埋め戻されて更地となっており、炭塵爆発の現場を偲ぶ事は出来なかった。

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かろうじて今も残る第二斜坑。第一斜坑が石炭運搬用のベルトコンベアが走り、材料の運搬を行っていたのに対し、この第二斜坑は作業員を人車で坑内に送るための坑道だった。
私も港沖四山鉱の竪坑巻揚機の検査時や四山閉坑後、有明に移るまではここから坑内に下がったが、坑口閉塞はともかく、斜坑上屋などの荒れ具合は当時の記憶から遠く離れたものだった。

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三池港に入る外国船の船員のために造られたという「港クラブ」。私が炭鉱マンだった頃は「三井の迎賓館」と思っていた。炭鉱閉山後、一時解体の危機もあったが、今は「旧三井港クラブ」の名で一般に開放され、結婚式場としても使われている。
真ん中の写真は三川鉱行幸時の昭和天皇がお座りになった応接セット。右の写真の壁にかけられた額は伊藤博文書。

この後もシャトルバスに乗って炭鉱電車を見に行きたかったが、シャトルバスの時間上、見に行く時間が無く、泣く泣く炭鉱電車は諦め、万田坑に戻った。

こういう企画は今年が初めてだったが、来年以降も続けていけば、三川坑の存在意義ももっと広くに知られるだろう。とにかく、三川坑を保存するのなら、もう待ったなしのところまで来ている、そう感じた一日だった。
2012.11.06 Tue l 近隣散策 l コメント (0) トラックバック (0) l top